「牛首村」のポスター  ⓒ2022「牛首村」製作委員会

 富山県内で心霊スポットとして知られる魚津市の廃屋、通称「坪野鉱泉」を舞台にしたホラー映画「牛首村」が来年2月18日に全国公開されることが決まった。「呪怨」などの清水崇監督が恐怖描写を徹底的に突き詰めた作品で、真冬の日本を凍り付かせる。

 清水監督が手掛ける「恐怖の村」シリーズの第3弾。観客110万人を動員し大ヒットした昨年2月の「犬鳴村」、ポルト国際映画祭で最優秀作品賞を受賞した今年2月の「樹海村」に続き、「牛首村」が完成した。

 作品は、ある心霊動画に映った自分そっくりの女子高生を見た主人公が動画の撮影地・坪野鉱泉へと向かい、不可解な出来事に翻弄(ほんろう)されるストーリー。

 映画初出演となるモデルKōki,(コウキ)が主演を務め、女子高生姉妹の一人二役を熱演する。坪野鉱泉のほか、高岡市や加賀市がロケ地となった。

 坪野鉱泉は1980年代半ばに廃業した温泉旅館。96年5月には、当時19歳の氷見市の少女2人が「坪野鉱泉に肝試しに行く」と言い残して姿を消した。昨年3月に富山新港(射水市)の海底から引き揚げた軽自動車でこの2人の人骨が見つかった。

 3日は映画のポスタービジュアルが解禁された。遠目では牛の顔が浮かび上がり、逆さまにすると人間の顔が見える仕掛けが施されている。

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