富山県は新型コロナウイルスワクチンの3回目接種について、今月から始まる医療従事者に加えて福祉施設のスタッフも優先的に接種を受けられるように調整する。施設内のクラスター(感染者集団)発生を予防する狙い。30日の県議会11月定例会で新田八朗知事が宮本光明氏(自民)の質問に答えた。 知事はワクチン接種に関し、国が2回目を受けた18歳以上の人を対象に2回目完了から原則8カ月以上の間隔を置いて3回目の追加接種を行う方針を示したと説明した。

 県内では高齢者や障害者らの施設で1、2回目の優先接種を行っており、知事は「(2回目から)8カ月経過後に速やかに接種してもらうことが重要だ。市町村や医療機関と連携し、円滑に追加接種できる体制の構築に努め、万全を期したい」と述べた。

  ●来年3月にも再開、県の特設会場 

 このほか、知事は市町村の接種体制を側面支援するため、県内の2カ所に設けた特設会場について、来年3月中旬以降に再開する方向で検討を進めているとした。

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