元横綱朝青龍から「張り手」を受ける朝乃山(ツイッターから)

  ●高砂部屋宿舎朝稽古を見学

 大相撲の元横綱朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジ氏が26日、現役時代に所属した高砂部屋の後輩である西前頭10枚目の朝乃山(富山市呉羽町出身、富山商高OB)のもとを訪れ、激励した。関係者によると、朝青龍は「もう一度、関取になるまで一回も負けずにいきなさい。戻ってこい」と声を掛け、朝乃山が「はい、はい」と何度もうなずいた。

 朝青龍は高砂部屋の宿舎を訪れて朝稽古を見学し、ツイッターに「朝乃山に勇気、張り手一発」と題して投稿した。朝乃山の胸に手を当てて張り手をするしぐさの写真も添付した。朝乃山も笑顔でガッツポーズしている。投稿には午後10時時点で、4千件を超える「いいね」がついた。

 高砂部屋の東十両13枚目の朝乃若(佐渡市出身、金市工高OB)はこの日、取組後のリモート取材に応じ、憧れの横綱に初めて会ったとし「オーラもすごくて、すごくうれしかった。『前日の相撲もいい相撲だね』って言ってもらった」と興奮した様子。この日の朝稽古は「ぴりっとして、稽古に気合が入った」と語った。

 朝乃山は日本相撲協会の新型コロナ対策のガイドラインに違反し、6場所出場停止の処分を受けている。かつて問題をたびたび起こしてきた大先輩からのげきも再起への糧にしたい。

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