ボルネオ島のオランウータン(マーク・アンクレナズさん提供)

 東京五輪・パラリンピック会場の建設工事に、インドネシアの木材が調達基準に違反して使われた恐れがあると、環境団体が東京都に通報したことが25日分かった。同団体は人工衛星のデータ分析から、絶滅危惧種オランウータンの生息地を含む熱帯林で、木材が伐採されたと判断。その木材が有明アリーナの建設で使用された可能性が高いと訴えた。

 東京五輪は持続可能性に配慮した大会を目指すため、木材や農水産物などに独自の調達基準を設定。環境団体は「生態系の保全に配慮するとした基準に違反した疑いがある」と指摘した。

 環境団体は米国に本部を置くレインフォレスト・アクション・ネットワーク。

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