融雪装置の点検作業に取り組む作業員=富山市総曲輪

 24日の富山県内は、冬型の気圧配置が続き、上空の寒気の影響で大気の状態が非常に不安定となり、強い風が吹いた。最大瞬間風速は、氷見市で22・4メートルと、11月の観測史上最大を記録した。県内はおおむね雨で、雷を伴う所があった。最低気温は高岡市伏木4・5度、朝日町4・8度など、6観測地点で今季最低の冷え込みとなった。

 富山市中心部では、道路の融雪装置の点検が進められており、作業員がノズルや内部を確認し、水量の調節などに取り組んだ。

 富山地方気象台は24日、構内で、イチョウの落葉を観測したと発表した。平年より5日早く、昨年より5日遅い。

 同気象台は、25日も冬型の気圧配置が続くとして、大雨による土砂災害に警戒し、落雷や、竜巻などの激しい突風、急な強い雨、ひょうに注意するよう呼び掛けている。

  ●交通機関に乱れ

 富山県内全域で24日に吹いた強風のため、交通機関の乱れなどが生じた。

 あいの風とやま鉄道は午後1時35分ごろ、福岡―西高岡駅間で強風に飛ばされたビニールの買い物袋が架線に引っ掛かり、同区間で一時運転を見合わせた。上下線の普通列車4本に最大35分の遅れが生じ、約400人に影響した。

 JR城端線では午前9時12分ごろ、東石黒―福野駅間の風速計が規制値に達し全線で一時運転を見合わせた。上下線の普通列車2本が約20分遅れた。

  ●氷見で倒木、停電

 北陸電力送配電によると、午前9時10分ごろ、氷見市の赤毛、岩瀬、棚懸、坪池で約220戸が約2時間停電した。強風による倒木が原因とみられる。

無断転載・複製を禁じます