不動産管理会社を巡る構図

 静岡県熱海市の大規模土石流の起点となった土地で盛り土をした不動産管理会社(清算)が2009~10年、地元の神奈川県小田原市で手掛けた宅地造成工事を巡り、同市が不適切な施工の原因を文書で報告するよう同社側に求めた際、職員が報告書の「たたき台」を提供していたことが23日、関係者への取材で分かった。市開発審査課は「(たたき台作成の)経緯は分からない」としつつ、こうした文書を提供することは「通常はない」と説明した。

 不動産管理会社を巡っては、不適切な盛り土を問題視した熱海市が条例に基づく措置命令などの発令を検討したものの、最終的に見送っていたことが判明している。

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