22日、EU首脳会議で拍手を受けるドイツのメルケル首相(中央)=ブリュッセル(ゲッティ=共同)

 【ブリュッセル、ベルリン共同】ブリュッセルで開かれた22日の欧州連合(EU)首脳会議で、今回が最後の出席と見込まれるドイツのメルケル首相が別れを惜しむ各国の首脳らから総立ちの拍手を受けた。EU当局者が明らかにした。

 在任約16年のメルケル氏は年内にも予想されるドイツ新政権発足に伴い、政界を引退する。EU首脳会議に100回以上参加し、欧州債務危機など数々の課題を安定した手腕でさばき「欧州の顔」として知られてきた。

 EUのミシェル大統領はあいさつで、メルケル氏のいない首脳会議について「バチカンのないローマ、エッフェル塔のないパリのようなものだ」と表現した。

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