自然繁殖で成長したラウチョウ(富山市ファミリーパーク提供)

 富山市ファミリーパークは12日、国の特別天然記念物で絶滅危惧種のニホンライチョウ4羽がほぼ成鳥並みに成育したと発表した。2015年に環境省などの「ライチョウ保護増殖事業」に参加した同パークで、親鳥が自然に交配し自ら卵を温めて子育てを終える自然繁殖に成功したのは初。

 ふ化から約3カ月たった若鳥は雄2羽、雌2羽と判明した。それぞれ体長約30センチ、体重は480~570グラムとなった。成鳥に近い鳴き声を出し、母鳥から離れて過ごす時間が増えたという。

 親鳥はいずれも同パーク生まれ。今年6月に産卵した11個のうち、6羽がふ化し、そのうち1羽が死んだ。

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