「ロータスリウム」を熱心に鑑賞する来場者=18日午前11時、金沢21世紀美術館

 金沢市の金沢21世紀美術館で開催されている誕生15周年記念祭「アートアクアリウム展」(北國新聞社、同金沢実行委員会主催)は初の週末を迎えた18日、来場者が相次いだ。荘厳なハスの花をかたどった水槽など、豪華絢爛(けんらん)な展示が勢ぞろいし、来場者はあでやかな金魚と光、音が紡ぎ出す水中の美を堪能した。

 約4メートル四方の「ロータスリウム」は、泥水で花を咲かせても短期間で散るハスと、美しくもはかない金魚の生きざまをなぞらえた。花びらを模した水槽に色とりどりの光が揺らめき、訪れた人を魅了した。江戸期の花街を表現した作品や日本庭園をイメージした作品なども配された。オリジナル音楽と水の流れ落ちる音が混じり合い、幻想的な世界を演出した。

 3連休初日とあって、会場は家族連れや若者グループが目立ち、作品を背に記念撮影したり、愛らしい金魚をカメラに収めたりする姿が見られた。

 ロータスリウムが最も気に入ったという野々市市の大学生西野莉子さん(20)は「花びらの水槽が光を放っているようできれいだった。何枚も良い写真が撮れた」と笑みを浮かべた。

 会期は10月14日までで、時間は午前10時~午後6時(金・土曜は午後8時まで)。オンラインチケットは一般2200円、4歳~小学生1000円で、平日は日付指定、土日祝は日時指定とする。会場販売は各200円増し。優先的に入場できる土日祝のファストパス券もある。

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