石川県内の女児=当時(12)=に性的暴行をした上、動画を撮影したとして、強制性交と児童買春・ポルノ禁止法違反の罪に問われた加賀市山中中の元教諭河合誠被告(35)=小松市河田町、懲戒免職処分=の控訴審判決は14日、名高裁金沢支部であった。森浩史裁判長は懲役4年とした一審金沢地裁判決を破棄し、懲役3年を言い渡した。

 森裁判長は判決理由で、被告が一審判決後に追加の弁償をし、被害者と示談したことを酌むべき事情に挙げ、刑を減軽した。弁護側は執行猶予を求めていたが、「性的欲求の赴くままに多数回犯行をしていて悪質で、猶予が相当とは認めがたい」と判断した。

 また、一審判決では、児童ポルノ製造の犯罪事実について、具体的行為が示されておらず、罪の構成要件に該当するか判定できないという不備があるとし、破棄の理由とした。

 判決後、弁護人は、執行猶予が認められなかったことから「上告理由を検討する」と述べた。

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