路面電車に乗るため列をつくる高校生=富山駅

 富山県立高全43校と県立特別支援学校全13校では13日、まん延防止等重点措置を受けて延長されていた夏休みが明けた。2学期のスタートを喜ぶ生徒がいる一方、登校時間帯の混雑に「感染の不安を感じる」との声も漏れた。

 学年ごとの分散登校で半日しか授業がない日が続いたという富山中部高1年の男子生徒は「友達と話せる時間が増えてうれしい」と笑顔を見せた。ただ、すぐ元通りの学校生活を送れるわけではない。同校では14日から学年ごとに対面授業とオンライン授業を併用し、引き続き全学年が一斉に登校しないようにする。

 呉羽高では13日、3年生と1、2年生の登校時間を約1時間ずらした。始業式は放送で行い、生徒は各教室で校長のあいさつなどを聞いた。14日以降もオンライン授業を活用する方針。

 朝の富山駅では、通勤客に交じって高校生が次々に改札を通り過ぎ、混雑した。富山南高2年の女子生徒は「先週までと違って電車がぎゅうぎゅうで不安を感じた。まだ登校はしたくなかった」とこぼした。

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