観測された蜃気楼=19日午前9時37分、魚津沖の富山湾(魚津埋没林博物館提供)

 魚津沖の富山湾で19日、今年34回目の春型(上位)蜃気楼(しんきろう)が観測された。出現したのは6月12日以来約2カ月ぶりで、8月の観測は4年連続となった。

 魚津埋没林博物館(魚津市)によると、午前9時20分ごろ、射水市の富山新港火力発電所付近から新湊大橋付近にかけて景色や建物に伸びが確認された。同11時ごろには、黒部市方面の護岸などにも変形が見られた。鮮明度は5段階中、上から4番目のDだった。

 博物館によると、朝の放射冷却によって地上付近の気温が下がり、海上との温度差が生まれたほか、雲が少なく見通しが良かったため観測されたとみられる。

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