うだるような暑さの中、陽炎でゆらめく街を歩く市民=富山駅前

 4日の富山県内は高気圧に覆われ、日中晴れて気温が上がった。最高気温は富山市秋ケ島(富山空港)で36度と3日連続の猛暑日、富山市中心部は35・3度と今年最高を記録し、同地点では初の猛暑日となった。残る8観測地点は30度以上の真夏日だった。

  熱中症で20人搬送

 富山市の市街地では、高温になった地表部の景色が揺らいで見える「陽炎(かげろう)」現象が確認された。

 県内消防機関によると、富山、高岡、砺波、魚津、黒部、入善、上市の7市町で、男女20人が熱中症疑いで搬送された。最多の14人が搬送された富山市では、86歳男性が重症、49歳、71歳、79歳、84歳の男性が中等症とみられる。そのほか、砺波の70代男性、黒部の80代女性、入善町の70代男性、上市町の50代男性が中等症とみられる。

 5日も熱中症の危険性が高いとして、富山地方気象台は熱中症アラートを出し、外出をなるべく避け、室内をエアコンなどで涼しくして過ごすよう呼び掛けた。

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