全日空機と航空自衛隊訓練機の衝突事故から50年となり、慰霊堂の展示を見学する小学生=30日午前、岩手県雫石町

 岩手県雫石町上空で全日空機と航空自衛隊の訓練機が衝突、墜落し162人が亡くなった事故から50年となった30日、多くの犠牲者が出た静岡県富士市と雫石町の小学4~6年の計40人が町内の追悼施設「森のしずく公園」を訪れ、慰霊碑に献花した。

 富士市と雫石町の児童各20人が参加し、犠牲者の名前が刻まれた大理石の位牌や遺品が展示された慰霊堂を見学。夫と共に公園を管理する住民の高橋アサヨさん(74)から、消防・自衛隊関係者らが展開した現場の状況や、炊き出しをした住民の様子を聞いた。

 事故の犠牲者のうち125人が富士市在住で、慰霊を通じて両市町の交流が生まれた。

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