石川県は26日、県内で新たに新型コロナウイルス感染者79人を確認し、新たに金沢市片町地区の接待を伴う飲食店と、同市以外の飲食店でクラスター(感染者集団)が2件発生したと発表した。1日当たりの感染者数は過去3番目に多い。クラスターの発生は7月に12例目で、通算79例目となる。

 新たに感染したのは、金沢、白山、小松、加賀、野々市、かほく、羽咋、津幡の各市町在住の10歳未満~60代の男女。年代別では20代が19人と最も多く、10代の18人、40代の16人、30代の14人などと続いた。

 新規感染者のうち、金沢市の30代男性は金沢市片町地区の飲食店経営者。既に公表済みの従業員ら8人と合わせ、感染者が9人となったことから、県は飲食店20例目のクラスターが発生したと認定した。県によると、検温や手指消毒などの感染対策は取られていたが、利用客らが飲食の際にマスクを着けずに会話する場面もみられ、県は店内で感染が広がったとみている。

 さらに、白山市の40代、50代、60代の男性3人は、県内の酒類を提供する飲食店の利用客。この店では利用客ら10人の感染が確認されており、県は飲食店21例目のクラスターとみている。県によると、店内ではマスク着用や検温、手指消毒などの感染対策を取られていなかったという。

 このほか、星稜高クラスターで、野球部とは別の運動部で新たに5人の感染を確認。既に公表済みの感染者のうち2人を加え、同校関係の感染者は13人となった。感染者の濃厚接触者または接触者が53人で、残る17人の感染経路は分かっていない。

 県内では26日午前10時までに、404件の検査結果が報告された。

 県内の感染者は累計4621人。治療中の患者463人(前日比50人増)で、重症者は前日と同じ1人となっている。 

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