水柱が上がる相倉合掌造り集落=南砺市相倉

  コロナ終息も願う

 南砺市の世界遺産・相倉合掌造り集落で4日、住民による一斉放水が行われた。東京五輪・パラリンピックの機運を盛り上げようと企画され、住民が新型コロナウイルスの終息を願った。

 「世界遺産リレー催事」と題し、午前11時ごろ、全住民45人が合掌家屋周辺の放水銃を使って次々と水柱を上げ、世界の宝を火災から守る決意を新たにした。

 相倉・菅沼合掌造り集落は、国史跡指定50周年と世界遺産登録25周年を迎えた昨年、共に世界遺産登録された岐阜県白川村の荻町合掌造り集落と合同でリレー方式の放水を行う予定だった。新型コロナウイルスの感染拡大で中止となり、五輪の機運盛り上げを兼ねて、今年あらためて実施した。菅沼、荻町でも実施される予定となっている。

  土砂災害に警戒 富山市、立山町に大雨警報

 4日の富山県内は前線を伴った低気圧の影響で曇りや雨となった。5日は低気圧や南下する前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定となるため、富山地方気象台は富山市、立山町に大雨警報、南砺市、上市町に大雨注意報を出した。

 気象台によると、5日午後6時までの24時間降水量は東部、西部ともに多い所で100ミリが予想される。気象台は土砂災害や河川の増水、低い土地の浸水に警戒を呼び掛けている。

 4日は夕方にかけて気温が上がり、最高気温は富山市中心部30・9度など全10観測地点のうち3地点で真夏日を記録した。

 富山市内では男性(85)が熱中症の疑いで救急搬送された。軽症とみられる。

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