ほのかに明るくなる東の空と雲海を眺める登山者=1日午前4時半、立山・雄山山頂

  御来光は拝めず

 北アルプス・立山は1日、夏山開きを迎えた。主峰の雄山(3003メートル)では日の出時刻の午前4時35分ごろ、東の空が厚い雲に覆われて御来光は拝めなかったものの、雲間から横長の朝焼けがのぞく中、後立山連峰にかかる雲海が幻想的な光景を描いた。

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 登山拠点の室堂(2450メートル)の人出は新型コロナウイルスの影響で、昨年に続き例年より大幅に少なかった。未明は濃霧や強風の悪天候も相まって、御来光を望むために主峰を目指す登山者は見られなかった。

 午前7時ごろから空模様が一変し、青空が広がった。天候の回復を待っていた数組の登山者が雄山や最高峰の大汝(おおなんじ)山(3015メートル)に向かい、それぞれの頂から雄大な北アルプスの山々を眺め、本格的な登山シーズンの幕開けを喜んだ。

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