16日間の会期を終えた高岡市議会6月定例会=市議会議場

出町譲氏

米谷和也氏

角田悠紀氏

 16日間にわたった高岡市議会6月定例会が22日閉会し、27日告示の市長選でスタンスを鮮明にしている市議たちは、それぞれ支持拡大の最前線へ走り出した。市長選に名乗りを挙げている3氏のうち、次回9月1日開会の9月定例会で、答弁に立つ新たな市長は果たして誰か。告示まであと4日。12年ぶりとなる選挙戦は保守分裂の激戦が必至であり、各陣営とも「絶対に負けられない戦い」と臨戦態勢に入った。

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 市長選には、元テレビ朝日社員の出町譲氏(56)、元市教育長の米谷和也氏(63)、前市議の角田悠紀氏(38)の3氏=出馬表明順=が立候補を予定する。

 米谷氏陣営の選対幹事長を務める自民党議員会の狩野安郎幹事長は取材に「これからどんどん盛り上げ、支援の輪を広げていく。全力投球だ」と語り、22日夜には所属市議が相次いで米谷氏とミニ集会で訴えた。社民・立民の上田武氏も米谷氏支持を決め、会派として同氏と覚書を交わした。

 角田氏を支持する自民党未来創政会の金森一郎会長は取材に対し「足を使い、知恵を絞って、一人でも多くの人に支援を求めていく。投票日まで全力で走り続けたい」と力を込め、22日の定例会閉会後には早速、所属市議らが角田氏と企業回りやミニ集会で浸透に努めた。

 一方、市議の支援を受けない出町氏陣営では、和田盟夫後援会長が「市長は市民が選ぶものだ。組織型の選挙手法そのものを変え、支持を広げていきたい」と強調した。出町氏は22日、市内の喫茶店駐車場での辻立ちや、企業回りで浸透を図った。27日は出陣式の後、期日前投票の取り込みを狙い、総決起集会も行う。

  連合高岡は自主投票

 連合富山高岡地域協議会は21日の常任幹事会で、高岡市長選の対応を「自主投票」とすることを決めた。髙柳幸司議長によると、前回、前々回の市長選は「現職」であることを考慮して高橋正樹市長を推薦したが、今回は「新人」の三つどもえの構図であり、加盟労組も中立的な立場が多いことなどから自主投票とした。

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