石川県は15日、新型コロナウイルスに感染していた3人の死亡と、新たに45人の感染を確認したと発表した。新たに飲食店クラスター(感染者集団)も認定した。

 死者の公表は3日連続で、5月に入り25人となり、月間の最多を更新した。新規感染者が40人を超えるのは9日連続。県内の死者は計96人、感染者累計は3174人となった。

 亡くなったのは、県内の病院で治療を受けていた3人で、遺族の同意が得られずに年代や性別、居住地は非公表。

 新たに感染したのは、金沢、白山、小松、加賀、能美、野々市、七尾、羽咋、津幡、中能登の10市町に在住する10代~80代の男女。

 居住地別では金沢18人、加賀6人、羽咋5人、白山、小松、野々市各3人、七尾、能美、中能登各2人、津幡1人。

 新規感染者のうち、白山市の20代女性1人と、既に感染が確認されている金沢市と津幡町の20~30代男女7人の計8人は、酒類を提供し、接待が伴う飲食店の従業員と利用客。県は、この飲食店で感染が拡大した可能性が大きいとみて、飲食店14例目のクラスターと認定した。県によると、店内ではあまりマスクを着用せずに会話をするなど感染対策が徹底されていなかったという。クラスターの発生は5月に入り8例目、通算56例目となる。

 既に判明しているクラスター関連では、スポーツ施設2例目、飲食店で新たに各1人の感染を確認し、感染者はそれぞれ31人と34人となった。

 このほか、既に公表されている感染者の濃厚接触者または接触接触者で27人、残る15人の感染経路が分かっていない。

 15日現在、治療中の患者は629人(前日比16人増)、うち重症者は16人(同1人減)となっている。感染者の療養別では、自宅療養が前日より2人多い84人で、入院は297人(前日比1人減)、ホテルでの宿泊療養が143人(同4人増)となった。高齢者施設などが12人(前日と変わらず)、入院か宿泊療養を予定している人は15日午前10時現在、93人(同11人増)だった。

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