富山県は14日、県内で新たに10~50代の男女14人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。このうち富山市の10代男性3人は既に感染した同市と砺波市の10代男性2人と県内の遊技施設を一緒に利用して感染したとみられ、グループの感染者は5人に上り、富山市は市内21例目、県内24例目のクラスター(感染者集団)に認定した。

 富山市によると、5人はきょうだいと友人のグループで、5日に市外の遊技施設を午後3時から約5時間利用した。施設で食事した際、マスクを外しながら会話した中で感染が広がったとみられる。5人のうち、同市在住の4人は同じ車でドライブもしていた。

 11日に感染が判明した富山市の男性と12日に感染が分かった砺波市の男性が軽症で、ほか3人は無症状。県によると、施設従業員に濃厚接触者はおらず、症状を訴えている人もいない。富山市は不特定多数に感染が拡大する可能性は低いとみている。

 ほかの新規感染者11人のうち、10人は感染経路不明で、1人は家庭内感染だった。入善町の20代女性が中等症。富山市の50代男性は軽症で4月29日~5月5日に愛知県を訪れていた。高岡市の50代男性は無症状。勤務先が従業員を対象に定期的にPCR検査を受けさせており、11日の検査で感染が判明した。ほか8人は軽症だった。

 富山県内の感染者の累計は1465人。変異株は新たに5人確認され、累計は316人となった。

無断転載・複製を禁じます