石川県は7日、新型コロナウイルスに感染していた1人の死亡と、新たに47人の感染を確認し、スポーツジムでクラスター(感染者集団)が発生したと発表した。1日の感染者としては5月2日の40人を上回り、過去最多。死亡の確認は5日連続で、死者は4月28日以降の10日間で11人となった。

  病床使用率88・7%、過去最高

 直近1週間の新規感染者は228人(前日比19人増)と過去最多を更新し、病床使用率は88・7%と過去最高となった。医療体制のひっ迫状況は一段と深刻となっており、県は宿泊療養ホテルを積極的に活用するため、同日から県立中央病院で入所の可否を専門に判断するメディカルチェックセンターの試行を始めた。

 亡くなったのは、遺族の同意が得られずに年代や性別、居住地が非公表の1人。

 新たに感染したのは、金沢、白山、小松、加賀、野々市、七尾、羽咋、津幡、中能登、穴水、能登の各市町在住の10歳未満~90歳以上の男性25人、女性22人。

 居住地別では金沢20人、七尾7人、羽咋5人、白山、津幡各3人、加賀、野々市、穴水各2人、小松、中能登、能登各1人。

 新規感染者のうち、七尾、穴水各市町の40代~70代の男女7人は、スポーツジムの利用者ら。このジムを利用して感染した1人を含め、感染者は8人となり、県は5月に入り4例目、県内52例目となるクラスターが発生したと認定した。

 別のクラスター関連では、スポーツ関係で5人、スナックとみられる飲食店関係で1人。このほか、既に公表されている感染者の濃厚接触者または接触者が17人で、残る17人の感染経路が分かっていない。経路不明者の人数も過去最多となった。

 7日現在、県内で治療中の患者は416人(前日比25人増)で、うち重症者は11人(同1人増)となっている。

 県内の死者は計80人、感染者累計は2723人となった。

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