昨年の開幕戦で白熱したレースを繰り広げる選手=昨年6月、富山競輪場

 富山競輪の今年度の本場開催が4日、スタートする。6日まで「チャリ・ロト杯」(FⅡ)が行われ、ガールズケイリンも実施される。新型コロナウイルスの影響で昨年の開幕戦は史上初の無観客開催となったが、今年は感染予防を徹底した上で観客を入れる。入場者数を制限し、車券売り場の混雑回避などに取り組むことで選手や観客の安全を確保できると判断した。

 富山競輪場によると、入場は当面の間、競輪場の最大収容人数9千人の半分となる4500人に制限する。観客席は1席ずつ間隔を空けるため、スタッフが使えない席にシールで目印を付けた。

 車券売り場は、入り口から出口まで一方向にしか進めないようにした。来場者が密集しないようスタッフが誘導し、順番に車券を購入するよう呼び掛ける。

 選手の感染対策も徹底する。全選手が事前にPCR検査を受け、陰性が確認された選手のみ出走できる。レースは通常9車立てで行われるが、人数を少なくするため7車立てとした。

 チャリ・ロト杯は、全国から集まった75選手が熱戦を繰り広げる。地元の日本競輪選手会富山支部からは重倉高史(A級1班)、樋口奨平(同2班)、西田潤(同3班)が出走する。

 昨年は緊急事態宣言が発令されたことを受け、富山競輪は5月の本場開催を中止した。開幕戦は例年より1カ月遅れの6月に無観客で行われ、場内でのレース観覧は6月26日からとなった。

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