砺波チューリップ公園上空にブルーインパルスが描いた「サクラ」の模様=砺波市内

白色のスモークを出しながら飛行するブルーインパルス

 航空自衛隊のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」は21日、砺波市の砺波チューリップ公園で22日に開幕する第70回記念となみチューリップフェア(富山新聞社後援)での富山県内初の展示飛行に向け、上空で事前訓練(リハーサル)を行った。フェア準備で閉鎖中の公園周辺に詰め掛けたファンや、ビル屋上に上がった会社員、市民が6機編隊の描く美しい模様を見上げて沸き立った。

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  ファン歓声

 ブルーインパルスは所属する空自松島基地(宮城県)から小松基地を経由して午後2時25分ごろ、砺波市上空に雄姿を現した。

 チューリップの花言葉「愛、思いやり」にちなんで上空にハート型を描く「キューピッド」、6機がそれぞれ直径500メートルの円を描いて花を表現する「サクラ」、編隊が扇状に広がる「サンライズ」など八つの演目を披露した。飛行に合わせて公園内のテントでは、松島基地の隊員による解説も行われた。

 自衛隊富山地方協力本部募集課の山本徹広報班長は「大勢の人に楽しんでもらい、コロナ禍(か)の中、元気になってもらえればうれしい」と話した。公園近くの「ちゅうりっぷ認定こども園」では園児たちが外で飛行を眺めた。森悦子主幹保育教諭は「子供たちは大喜びだった。22日も見たい」と話した。

 富山地方協力本部によると、ブルーインパルスは小松基地の航空祭など年間10回程度の展示飛行を行っているが、昨年は新型コロナウイルスの影響で、都心上空で医療従事者らに感謝を示す飛行を行ったのみだった。イベントでの展示飛行は2年ぶりとなる。

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