富山県は18日、県内で10~80代の男女24人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。1日あたりの公表数では今月で2番目に多く、県内の感染者数は計1144人となった。24人のうち富山市の10代男性8人は、既に感染が判明している同市の10代男性3人とともに市内のカラオケ店を利用しており、市はクラスター(感染者集団)が発生したとの認識を示した。

 クラスターは市内15例目、県内17例目となる。

 富山市によると、新たに感染が分かった10代男性8人は市内の学校の友人で、いずれも軽症か無症状。今月11日、12人でカラオケ店を約5時間利用し、同じ部屋でマスクを外して歌ったり飲食したりした。1人は検査で陰性だった。8人の濃厚接触者は、それぞれの家族計34人となっている。

 市は11人が通う学校のクラスメートや関わりがあった教員ら約100人の検査を進める。カラオケ店関係者にも検査を呼び掛けているが、10代男性と店員らはほとんど接触しておらず、店内での感染拡大の可能性は低いとした。店は消毒を終え、営業している。

  経路不明が半数

 18日判明分では感染経路不明が12人と半数を占めた。富山市20人、氷見市2人、高岡、滑川市が各1人で、クラスターの8人以外では富山市の60代男性が中等症、残りが軽症。

 クラスターが発生した富山市の社員寮で、住人の20代男性の感染が新たに確認された。このクラスターの感染者は8人となった。

 24人のうち、富山市の70代女性と40代男性は感染男性の家族、同市の60代男性は感染した女性の知人だった。氷見市の80代女性と60代男性は家族で、家庭内で感染したとみられる。

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