観光客を迎える準備を整える立山りんどう会のメンバー=立山・室堂ターミナル

 立山黒部アルペンルートの全線開通に合わせ、立山町観光ボランティアガイド「立山りんどう会」がルート最高地点の室堂(標高2450メートル)で案内所を開設した。昨年は新型コロナウイルスの感染拡大防止で案内を見合わせており、メンバーは2年ぶりの活動に意気込んでいる。

 立山りんどう会は10年以上前から、アルペンルートの営業期間中に案内所を設け、会員が交代で常駐してきた。初めて訪れた観光客に見どころを教えたり、滞在時間に応じたコースを提案したりし、事前申込制で団体客などのガイドも務める。

 会員は60~70代が中心。昨年は案内所を設けなかった代わりに、立山の歴史やアルペンルートの自然、訪日外国人客向けの語学などの勉強・研修会を例年より多く重ねた。パソコン教室に通い、資料作りに生かすメンバーもいた。

 会員は室堂ターミナル内に案内所の看板を立て、対応スペースにアクリル板を設置した。清水光雄副会長(74)は「アルペンルートの大自然を五感で楽しんでもらえるよう魅力を伝えたい」と話した。

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