富山県は14日、県内で新たに富山、高岡、射水市、上市町の20~70代の男女11人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。うち4人は富山市内の商業施設に勤務する20~30代の男女4人でいずれも軽症。施設の感染者は既に感染した2人と県外在住の1人を含めて7人となり、同市はクラスター(感染者集団)が発生したとの認識を示した。クラスターは市内で14件目、県内で16件目となった。

 市によると、7人全員が接客を担当し、休憩時に食事や会話をする中で感染が広がった可能性がある。客への感染リスクは低いとみている。施設は臨時休業している。

 従業員は56人で、感染者を含む48人がPCR検査を受けた。35人が陰性、6人が結果待ちとなっており、残る8人も検査を受ける。

 クラスター関連を除く新規感染者7人は中等症2人、軽症4人、無症状1人。感染経路不明は5人となっている。県内の感染者の累計は1066人となった。

  英国由来変異株、新たに10人判明

 県は県内で確認された変異株について、新たに10人が英国由来と判明したことを明らかにした。県内の変異株は83人のままで、英国由来は16人となった。

  環水公園のスタバで発生
  小矢部のアウトレット店も1人確認

 スターバックスコーヒージャパン(東京)は14日、富山市のスターバックスコーヒー富山環水公園店で同日までに従業員7人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。同市が同日に認定したクラスターとみられる。同店は富岩運河環水公園にあり「世界一美しいスタバ」と呼ばれる。9日に1人の感染が確認され、同日昼から当面の間、一時休業とした。

 同社は14日、小矢部市の三井アウトレットパーク北陸小矢部店の従業員1人の感染を13日に確認したことも発表した。同店は14日から一時休業とした。感染した従業員は9日まで出勤していた。接触の可能性のある従業員には自宅待機を指示した。

 同社は両店について、十分に消毒し、安全性を確認した上で営業再開を判断するとしている。

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