初競りにかけられた加賀太きゅうり=8日午前6時、金沢市中央卸売市場

出荷が始まったタケノコ=8日午前10時45分、金沢市野田町のJA金沢市アグリセンター野田

  加賀太きゅうり 初競り5キロ2100円
  例年より1割安く 金沢市中央卸売市場

 加賀野菜「加賀太きゅうり」の初競りは8日、金沢市中央卸売市場で行われ、1ケース(5キロ)の最高落札額は2100円と例年より1割程度安かった。コロナ禍による外食需要の低迷で飲食店の仕入れが減ったことが響いた。競り落とされた加賀太きゅうりは同日午後に県内のスーパーや青果店の店頭に並ぶ。

 初競りに先立ち、橋田満市農産物ブランド協会長(JA金沢市組合長)が「今年度の加賀野菜15品目のトップを切って市場に出る。大いに売り込んでほしい」とあいさつし、山野之義市長が激励した。中林圭吾JA金沢市砂丘地集出荷場・加賀太きゅうり部会長が今年の生育状況を説明した。

 加賀太きゅうりは分厚い果肉と軟らかい食感が特徴で、酢の物や煮浸しなどに合う。5月中旬~6月中旬に出荷のピークを迎え、出荷量は11月上旬までに昨年並みの約450トンを見込む。

  金沢タケノコ 品質良好、みずみずしく
  初出荷、9日店頭に

 石川県産タケノコの約9割を生産するJA金沢市の今季の出荷作業が8日、同市のJA金沢市アグリセンター野田で始まった。筍(たけのこ)部会によると、冬場の大雪と3月の天候が良かったことから生育は順調で、みずみずしく仕上がった。

 今年は収穫が少ないとされる「裏年」に当たり、昨年の半分以下となる200トンの出荷を見込む。今月下旬をピークに、5月中旬まで出荷作業が行われる。

 タケノコは9日朝に同市中央卸売市場でせりにかけられ、県内のスーパーには、同日午後から店頭に並ぶ予定。松山貴之部会長(43)は「今年も無事に収穫作業が始まって良かった。煮物やタケノコご飯にしておいしく食べてもらいたい」と話した。

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