完成した千寿園の仮設施設=7日午後、熊本県人吉市

 昨年7月の豪雨による球磨川の氾濫で浸水し、入居者14人が犠牲になった熊本県球磨村の特別養護老人ホーム「千寿園」の仮設施設が隣接する人吉市に完成し、7日報道陣に公開された。12日以降に入居者の受け入れを始め事業を再開する。

 施設は鉄骨平屋で、球磨村の旧施設から約3キロ離れ、洪水の浸水想定区域の外にある。定員は短期入所を含め48人で、別の施設に転居した元入居者も受け入れる。

 後藤竜一副施設長は「千年に一度の洪水でも浸水しないとされる土地だが、消防経験者を職員に迎えて災害対策を整える」と強調した。

 旧施設のあった場所は水害リスクが高く、現地での再開を断念した。

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