ロケ地に貼ったポスターの写真をスマートフォンで読み取る高岡FC関係者=高岡市の御旅屋通り商店街

  アオハライド、散り椿、キミスイ

 県内に映画やテレビドラマのロケ誘致に取り組む「高岡フィルムコミッション(FC)」は、設立20周年事業として高岡市内のロケ地を巡るスタンプラリーを始めた。誘致に関わった作品は200以上と、北陸で屈指の実績を持つ高岡FCは、公開終了後も市内の撮影地を「聖地」としてアピールし、県内外のファンを呼び込む。

 高岡FCは2001年3月に市観光協会内に設立し、誘致を進めてきた。同市は、映画「アオハライド」や時代劇「散り椿(つばき)」などの撮影地となり、劇場アニメ「君の膵臓(すいぞう)をたべたい」(キミスイ)は舞台モデルに選ばれた。FCに登録するエキストラは約150人おり、撮影に協力してきた。

 映画公開後はPR不足もあり、ファンや観光客が市内を訪れる機会が少なかったため、初めてスタンプラリーを企画した。

 スタンプラリーでは、御旅屋通り商店街や路面電車・万葉線の末広町電停、国泰寺など、これまで映画やドラマに登場した市内11カ所に、「ロケ聖地」であることを示すポスターを設置。スマートフォンアプリ「COCOAR(ココアル)」でポスターの写真を読み取ると、スタンプがもらえる仕組みにした。

 スタンプを6個以上集め、高岡駅観光案内所や新高岡駅観光交流センターで提示すると、キミスイのブックカバーや、万葉線のオリジナル乗車券などの景品と交換できる。期間は5月31日まで。

 高岡FCの北本亮一主任(51)は「今後も人気作や話題作を誘致し、映像作品を通して高岡のにぎわいづくりにつなげたい」と話した。

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