献花台に手を合わせる男性=3日午後5時半、小矢部市の北陸自動車道小矢部川SA

 2014年、小矢部市の北陸自動車道上り線小矢部川サービスエリア(SA)で運転手と乗客の2人が死亡、26人が重軽傷を負った夜行バス事故は3日、発生から7年を迎えた。SA内の献花台には「大好きで尊敬してる」「家族より」などと記したカードを添えた花が手向けられた。

 事故は、仙台発加賀温泉行きの夜行バスが駐車中のトラックに衝突し、小幡和也運転手=当時(37)=と、乗客の金沢高教諭小野善広さん=同(48)=が死亡した。

 中日本高速道路金沢支社がガソリンスタンドの休憩所に設けた献花台には、正午すぎに小野さんの教え子の母親が花を手向けた。発生時刻の午前5時10分ごろに手を合わせた新潟県阿賀野市のトラック運転手長谷川登さん(66)は「SAを通ると事故を思い出す。安全運転を心掛けたい」と話した。

 小幡運転手が所属した宮城交通仙台南営業所(宮城県名取市)では、事故発生時刻に合わせ宮城交通(仙台市)の青沼正喜社長ら幹部が献花した。同社は「あらためて被害者と家族に心よりおわびしたい。事故を風化させず、安全対策を確実に実行する」(社長室)とのコメントを出した。

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