富山県産スギを使ったウクレレで演奏する地主さん=富山市新庄町の楽器店

 辻四郎ギター工房(南砺市)が富山県産スギで作ったウクレレの試奏会が1日、富山市新庄町の楽器店「開進堂楽器・楽器センター富山」で開かれた。関係者ら10人がプロによる演奏で音の響きを確かめ、理想の音色を追求した。

 開進堂楽器(高岡市)の専属講師でウクレレ教室を担当する地主直之さん(47)が試作品2本を演奏した。関係者から「低音が弱い」と指摘があり、地主さんがウクレレを変えて何度も演奏し比較した。

 試作品に使った県産スギは県木材研究所が開発した木材圧縮加工技術を使い、弦楽器に使えるよう密度を高めてある。担当者は板の厚さを薄くすることで調整できるとした。

 ギター工房の辻四郎代表(75)は低音から高音までバランスよく音が出るように改良し完成を目指すとし「富山から世界に通用するウクレレを作る」と意気込みを語った。

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