県教委は26日、2021年度県立高全日制一般入試の願書受け付けを締め切り、34校82学科の募集人数5440人に対し、5842人が志願したと発表した。記録が残る1999(平成11)年度以降過去最低となった。全体の平均志願倍率は1・07倍で、過去最低だった前年度(1・069倍)をわずかに上回った。

 定員割れは22校31学科で、前年度の24校35学科より減った。呉羽普通科音楽コースが0・14倍と最も低く、中央農業0・32倍、砺波工電気科0・35倍と続いた。

 倍率が2倍以上となったのは前年度と同じ4校6学科で、富山中部の探究科学科(2・50倍)が最も高かった。富山北部の情報デザイン科2・30倍、南砺福野の農業環境科2・25倍が続いた。

 富山中部とともに「御三家」と呼ばれる富山、高岡の探究科学科の倍率はそれぞれ2・06倍、1・43倍で、探究科学科全体の倍率は2・00倍と前年度の2・13倍より減少した。3校の普通科は高岡が0・80倍、富山が0・69倍、富山中部が0・46倍だった。県教委によると、3校は普通科と探究科学科の併願が可能で、普通科を第2志望としている場合は数字に表れない。

 郵送分も含めた確定志願倍率は3月9日に発表される。全日制の一般入試は3月9、10日に実施され、新型コロナウイルスの感染者や濃厚接触者向けの追試験は同15日となる。

 定時制の単位制前期第1次入試の出願も締め切り、5校12学科の募集定員約840人に対して309人が志願し、全体の倍率は0・37倍(前年度0・38倍)だった。試験は3月9日で、同10日が面接予備日。

 特別支援学校高等部A日程2次入試は3校の募集定員14人に2人、特別支援学校高等部B日程1次入試は10校の募集定員約208人に123人が志願した。訪問教育は2人、幼稚部は1人が志願した。試験日は3月9日。

 合格発表はいずれも3月18日午後0時半から各校に掲示されるほか、同日午後1時ごろから県教委のホームページにも掲載する。

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