富山北部・体育コース最高2・21倍

 県教委は3日、県立高の2021年度推薦入試の願書受け付けを締め切り、志願状況を発表した。全日制全34校82学科の平均倍率は1・01倍で、記録が残る1994年以降では2番目に低かった。最高は富山北部・普通科体育コースの2・21倍だった。

 推薦の募集人員1220人(前年度1245人)に対して、1232人(前年度比42人減)が出願した。

 富山北部・普通科体育コースに次ぐ高倍率となったのは同校の情報デザイン科の2・17倍で、富山いずみ・看護科が2・14倍で続いた。

 一方、最も倍率が低かったのは入善・普通科自然科学コースの0倍で、推薦入試で倍率がゼロとなるのは、2009年度以来。次いで砺波工・電気科の0・19倍、氷見・農業科学科の0・25倍となった。

 1倍を超えたのは15校25学科、1倍ちょうどが1校1学科で、18校37学科が1倍を下回った。学科別では看護科が2・14倍で最も高く、福祉科1・47倍、家庭科1・35倍と続いた。

 県教委は全体倍率が1・01倍にとどまったことについて、近年の変動の範囲内とみている。

 今回は、新型コロナウイルスの影響で部活動の大会が中止となったことなどに配慮し、志願資格を一部緩和した。県教委はコロナ禍の影響について「中学校への聞き取りを行い、分析を進めたい」(県立学校課)としている。数字上は目立った変化はないという。

  コロナで救済措置

 県教委は3日、新型コロナに感染した生徒らへの救済措置として、推薦入試でも追試験を行うと発表した。今月中に実施し、具体的な日程は高校側から中学側に通知する。試験内容は変わらない。

 推薦入試は9日で、面接や作文、実技試験が実施される。15日に合格内定通知を各中学校に送る。

 一般入試は3月9、10日に行われ、2月24~26日に募集し、同26日に志願状況が発表される。推薦入試同様にコロナに関する救済措置を実施する。

  5校に65人志願 特別支援学校A日程

 県教委は3日、県立特別支援学校高等部(A日程)第1次入学者選抜の志願状況を発表した。5校の募集定員72人に対し、65人が志願した。富山高等支援学校、富山聴覚総合支援学校、高岡聴覚総合支援学校は定員割れとなった。試験は13日に実施し、コロナに感染した場合の追試験は17日に行う。合格発表は19日となる。

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