スズキ労働組合は11日、今春闘で月額平均2万1千円の賃上げを要求すると決めた。現在の要求方式を導入した2021年以降で最高水準となる。物価高に対応しようと、自動車大手の労組では高水準の賃上げ要求が相次いでいる。自動車産業は裾野が広く、中小の部品メーカーなどにも賃上げが波及するかどうかが注目される。

 スズキ労組は、年間一時金(ボーナス)も過去最高水準となる6・2カ月分を求める。武藤憲司中央執行委員長は「物価上昇に見合う賃上げをしっかりと求め、経済の好循環につなげていきたい」と語った。

 前年は平均1万2200円の賃上げと5・8カ月分の年間一時金を要求し、満額回答を得た。

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