和歌山県串本町で行われた水門祭の「櫂伝馬競漕」=10日午後

 和歌山県串本町の大島港の近くにある水門神社で10日、水門祭が行われた。祭りのハイライトは、「鳳」と「隼」の2隻の船が大島港から串本港までの往復約3・6キロで速さを競う「櫂伝馬競漕」。地元の若者らが「ヤーヤー」と声を上げながら迫力のレースを展開し、観客から盛んな声援が送られた。

 勝利した隼のかじ取り役の吉田颯平さん(26)は「力を合わせてつかんだ最高の勝利」と喜んだ。

 大島港は古くから良港として知られ、商船の寄港地としても栄えた。祭りは豊漁や商売繁盛を願い、弓を射る儀式や獅子舞奉納なども行われた。

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