オープンした交流拠点「あっかり」=富山市太田口通り3丁目

  ●講座や教室、健康な暮らし手助け

 地域住民が健康に暮らせる手助けをしようと、横田記念病院(富山市)などは8日までに、同市中心部で交流拠点「あっかり」(太田口通り3丁目)の運営に乗りだした。工作教室や専門職による健康講座などのイベントを週1回ほど企画し、元気な暮らしに役立つ情報を提供する。新型コロナウイルスの影響で自粛を余儀なくされてきた地域交流を活発にさせ、心身ともに健康な暮らしをサポートする。

 交流拠点は横田記念病院近くにある2階建ての空き店舗を改修して設置された。「あっかり」は富山弁で安心した気持ちを表現する時に使われる言葉で、住民が気軽に集い、心休まる場所にしたいという思いが込められている。8月下旬にオープンし、毎週月~金曜の午前9時~午後4時に誰でも利用できる。同病院の職員が常駐している。

 横田龍大理事長がコロナ禍で地域の交流イベントが開催できなくなったことを受け「仲間と楽しい時間を過ごすことが健康の一番の薬」と考えて交流拠点の開設を発案。地元の医療法人や菓子店などから賛同を得て、NPO法人富山まちなか生活マルチサポートセンター(富山市)を立ち上げて運営している。

 交流拠点ではこれまでに社会福祉士による介護相談会や、終活セミナーとしてエンディングノートの作成講座などを開催。日用品を使った工作教室が人気を集めているほか、地元長寿会が健康マージャンの会場に利用している。

 9日にはクリスマス会が開かれ、紙芝居や工作、ゲームなどを用意してある。土曜日のイベントは初めてで、担当者の米原厚子さんは「孫や子どもと一緒に楽しめるようにしたい。多くの人に利用してもらいたい」と話した。

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