イルミネーションを増設する職員=砺波市の砺波チューリップ公園

  ●協賛が昨年の倍以上 持続可能な運営へ善意求め

 砺波の師走を幻想的に彩る「チューリップ公園KIRAKIRAミッション2023」(富山新聞社後援)が大好評を得て、会期中に初めて電飾が増設された。光熱費や資材費が高騰する中、北陸でトップクラスの人気を誇るイベントに前年の倍以上の協賛が得られたため。実行委員会は協賛への感謝とともに、持続可能な運営でさらに見応えのある電飾に向け、引き続き来場者の善意を求めている。

 電飾が増設されたのは砺波チューリップ公園のチューリップタワーに至る「スカイウオーク」の通路両側の延長42メートルと、両サイドに設置している柵(高さ90センチ)の延長13メートル。通路を幻想的に照らし出し、タワーへの誘導路の役割も担う。6日から増設し、8日も電飾を施したトレインなどを設置する作業にあたった。

 市民手作りで無料で入場できるイベントは園内を発光ダイオード(LED)電球10万個で照らす。今年は大小のチューリップ型の電飾が並ぶ「光のチューリップ畑」や規模を拡大した「光の大谷」などが好評で、全国イルミネーションランキングで「人気」「行ってみたい」「行ってよかった」のランキングでいずれも北陸1位に輝き、全国でも人気ランクで上位30位台に入るなど好評を得ている。

 イベントの人気を背景に、実行委が地元企業や団体、飲食店に協賛を募ったところ、コロナ禍だった昨年の約50社から倍以上となる100社超の協賛が集まり、光熱費や資材費の高騰分を補えると判断した。

  ●QRコードで協力金

 一方で来年以降の事業の継続やクオリティーの維持向上へ、実行委は写真スポットに運営協力金箱を設置し、QRコードを用いた電子決済システムによる協力金を求めている。担当者は「ご来場とご支援に感謝し、さらに電飾を増やしてバージョンアップを図るために皆さんのご協力をお願いしたい」と話した。

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