4車線化に向けて走行車線が変更された国道8号=小矢部市西中野

 小矢部市の三井アウトレットパーク北陸小矢部前を通る国道8号が来春にも4車線(片側2車線)化される。7日に中央分離帯を整備する工事に着手し、走行車線が変更された。同所は現在2車線(同1車線)で、土日曜を中心に渋滞が頻繁に起きていた。

 国土交通省富山河川国道事務所によると、4車線化されるのは国道8号の小矢部市西中野-芹川東交差点間の延長1・4キロ。中央分離帯の工事開始に伴い、小矢部市内から高岡市方面に向かう車線が新設の茅蜩(ひぐらし)橋を渡る道路に変更された。同事務所担当者は「道路の改良で追突事故を防止し、より安全な交通環境が確保できる」としている。

 拡幅区間沿いには今年7月下旬、ドラッグストアを展開するゲンキー(坂井市)が物流・食品加工センターを稼働させた。小矢部市は交通の要衝である地理的優位性を生かし、物流施設を積極的に誘致する方針で、市担当者は「周辺の道路事情が良くなれば幅広い企業誘致に有利に働く」(商工立地振興課)としている。

 渋滞緩和に期待する関係者も多い。国道8号沿いにある道の駅メルヘンおやべの指定管理者、石動まっちゃプロジェクトの島津貴之社長は「道の駅の来場者は年々増えている。市と協議し、迎える体制づくりを早急に進めたい」と話した。

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