米国防総省=2022年3月(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】米中央軍は3日、紅海で3隻の商業船が攻撃され、米海軍の駆逐艦カーニーが複数の無人機を撃墜したと明らかにした。カーニーは11月29日にイエメンの親イラン武装組織フーシ派の支配地域から飛来したイラン製無人機を撃墜。フーシ派は同19日にイスラエルに関係する貨物船を乗っ取るなどして緊張が高まっている。

 フーシ派は3日、警告に従わなかったため、イスラエルの船舶2隻を攻撃したと発表。「1隻目をミサイルで、2隻目を無人機でそれぞれ標的にした」としている。一方、ロイター通信によると、イスラエル軍の報道官は「2隻はイスラエルと関係ない」と述べた。

 中央軍によると、カーニーは現地時間3日午前、対艦弾道ミサイルがイエメンのフーシ派の支配地域から発射されるのを探知。商業船からの救難信号を受け、支援活動を実施した。カーニーの方角に飛来した無人機もあったが標的は不明という。「これらの攻撃を可能にしたのはイランだとみなす十分な理由がある」としている。

無断転載・複製を禁じます