ゲストハウスの来春開業に向け、漆喰塗りに取り組む参加者=砺波市福岡

 過疎化が進む自然豊かな砺波市栴檀野(せんだんの)地区で3日、空き家を活用して田舎暮らしを体感できる滞在型ゲストハウスに改装する取り組みが本格的に始まった。趣旨に賛同した仲間25人がみんなで作る「DIYイベント」で汗を流し、来春の開業に向けて準備を進めた。

 企画したのは、2016年に夫の出身地である砺波市栴檀野地区に移り住み、人と自然を結ぶ活動を行う合同会社「シュシュ」代表社員の米山愛さん(38)。4月に同市福岡の築25年の空き家を購入し、来春に滞在型ゲストハウス「musubibi(ムスビビ)」の開業を目指している。改装の段階からいろんな人に参加してもらい、住民らとの交流を深めようと、DIYイベントを企画した。

 作業は1階の交流スペース(10畳)と子どものアトリエ(8畳)で始まった。昨年11月に千葉から移住した「住まいのレスキュー」(立山町)の市川烈さんら5人が指導役となり、県内各地の子どもから大人まで20人が漆喰(しっくい)塗りを行った。今後は板張りやタイル貼りなどに取り組む。

 米山さんは「人と自然を結ぶゲストハウスにしたい。自然豊かな環境で地域のふれあいを通じて、関係人口を増やしていきたい」と話した。

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