石川県は10日、県内で新たに新型コロナウイルス感染者50人と、治療中の3人の死亡を確認したと発表した。1日の感染者としては、これまで最多の8日の80人、9日の63人に次いで過去3番目に多い。死者の公表は8日連続で、5月に入り計17人、4月28日以降で計19人となった。新たなクラスター(感染者集団)は確認されなかった。

 1週間の経路不明者100人超 過去最多 

 直近1週間の新規感染者は327人(前日比21人増)、感染経路不明者数は103人(同11人増)といずれも過去最多を更新し、経路不明者は初めて100人を突破した。病床使用率も81・5%となるなど、モニタリング指標はさらに悪化した。

 亡くなったのは、遺族の同意が得られずに年代や性別、居住地などが非公表の3人。

 新たに感染したのは、金沢、白山、小松、加賀、能美、野々市、七尾、羽咋、津幡、宝達志水の10市町の10歳未満~90歳以上の男女。居住地別では金沢23人、白山、小松各6人、加賀5人、野々市4人、能美2人、残る4市町が各1人。

 新規感染者のうち、既に判明しているクラスター関連では、飲食店12例目、飲食店13例目で各2人、会食6例目、スポーツ施設1例目、スポーツ施設2例目、会食7例目、会食8例目で各1人の感染を確認。既に公表されている感染者の濃厚接触者または接触者で23人、残る18人の感染経路が分かっていない。

 10日現在、治療中の患者は532人(前日比26人増)で、うち重症者は14人(前日と変わらず)となっている。

  自宅療養、7人増の47人に

 感染者の療養別では、自宅療養が前日より7人多い47人で、入院は304人(前日比8人増)、ホテルでの宿泊療養が94人(同10人増)となった。高齢者施設などが12人(同1人減)、入院か宿泊療養を予定している人が76人(同1人増)だった。

 県内の死者は計88人、感染者累計は2916人となった。

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