北陸鉄道石川線の列車に乗り降りする利用客=新西金沢駅

 北陸鉄道は31日、鉄道石川線・浅野川線の運賃の上限を引き上げる認可申請を北陸信越運輸局に提出したと、公式サイトで発表した。運賃は現行金額に一律で40円加算する予定で、申請認可後に届け出を行う。鉄道の値上げは2019年10月以来となる。

 普通運賃は浅野川線の金沢―内灘間の360円を400円、石川線の野町―鶴来間の500円を540円にそれぞれ引き上げる。定期は通勤1カ月の運賃を1680円、通学1カ月の運賃を1360~70円、一律で上げる予定だ。

 平均改定率は普通運賃が11・3%、定期運賃が11・0%となる。

 北鉄はコロナの影響で利用者が激減し、経営状況が悪化した。昨年11月、今後も沿線人口の減少、高齢化に伴う利用者減などによる経費の増加が予想されるため、収支改善に向けて値上げする方針を明らかにした。

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