【北京共同】中国国家統計局は17日、2022年末の中国の総人口(台湾や香港、マカオを除く)が前年末と比べ85万人減り、14億1175万人になったと発表した。前年末と比べ減少するのは1961年以来61年ぶり。世界首位の人口大国の座から陥落し、インドが最多となった可能性がある。出生率も49年の建国以来最低。習近平指導部は急速な少子高齢化という難題に直面している。新型コロナ流行も影響した。
総人口は、国連によるインドの推計人口14億1200万人を下回った。減少は78年に改革・開放路線に転換して以降初めて。人口千人当たりの出生数を示す出生率は6・77に低下した。
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