ロシアのノバク副首相は16日、2022年のロシアの原油輸出が前年に比べ7%増え、石油・天然ガス分野での歳入は28%、2兆5千億ルーブル(約4兆7千億円)分増えたと閣議で報告した。タス通信などが伝えた。税関当局によると21年のロシア原油輸出は2億2990万トン。
ノバク氏は、ウクライナ侵攻を理由にした欧米など「非友好国」による対ロ制裁にもかかわらず、22年の原油生産量は5億3500万トンに達し、21年と比べて2%増えたと説明した。
22年の液化天然ガス(LNG)の輸出も8%増加し、年間460億立方メートルに達したとしている。
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