搬送ロボット「ハコボ」が自動走行で物品を販売する実証実験

 パナソニックホールディングス(HD)は東京・丸の内で、自動走行する搬送ロボットが物品を販売する実証実験を進めている。走行や需要のデータを集め、ロボットを用いた無人サービスやビジネスに生かすのが狙い。パナソニックHDによると、公道でロボット単独による物販の実証は日本初という。

 実験エリアはオフィス街にある丸の内仲通りや行幸通りなどで、搬送ロボット「ハコボ」が指定された場所に順次停止する。客はロボット側面の扉を開けて飲み物やお菓子を購入。扉の脇に備え付けた読み取り機にスマートフォンや電子マネーをかざすと決済できる。2月4日まで実験する予定。

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