世界文化遺産に登録されている岐阜県白川村の白川郷で15日、合掌造り集落のライトアップが始まった。霧が立ちこめる中、雪がまだらに積もったかやぶき屋根を照らすオレンジ色の光が暗闇に広がった。眼下に集落を見下ろす展望台では写真撮影を楽しむ観光客の姿が見られた。新型コロナウイルスの影響で2021年は中止、22年は初日のみの実施だった。
名古屋地方気象台によると、午後5時時点の気温は2・3度、積雪は30センチ。韓国から来た李珍圭さん(30)は「霧で見づらかったが、韓国の田舎の風景とは異なり、日本だけの景色できれいだ」と話した。
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