最大震度6強を観測した昨年3月の地震で被災した相馬共同火力発電の新地発電所2号機(福島県新地町、出力100万キロワット)が15日までに運転を再開した。
相馬共同火力によると、2号機は昨年3月12日に電気設備の不具合で停止していたところ、同16日の地震でボイラーやタービン設備などが損傷した。復旧作業を進め、今月13日深夜に約10カ月ぶりに発電を再開した。
新地発電所は、東京電力と東北電力の管内に電力を供給。同様に被災した1号機は昨年11月に運転を再開した。
相馬共同火力は、東北電とJERAが共同出資している。
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