【北京共同】北朝鮮は14日、国連のグテレス事務総長が米東部時間12日にニューヨークで開かれた安全保障理事会会合で北朝鮮の核開発を「非合法」と指摘したとして、「強い遺憾を表し、発言を断固として糾弾、排撃する」と表明した。チョ・チョルス外務省国際機構局長の談話を朝鮮中央通信が報じた。

 談話は日本が安保理の議長国を務めていることにも触れ、国連憲章で日本は「敵国」と明記されていると指摘し、朝鮮半島の植民地支配を清算していない日本に安保理メンバーとなる「道徳的、法的資格はない」とも主張した。

 北朝鮮は核戦力開発を問題視するグテレス氏をたびたび批判している。

無断転載・複製を禁じます