新型コロナウイルス流行の「第8波」の中、大学入試シーズンの幕開けとなる大学入学共通テストが14日に始まった。1日目は地理歴史と公民、国語、外国語、ICプレーヤーを使った英語のリスニングを実施。複数の資料を分析して思考力や判断力を測る出題が目立った。2日目の15日は理科と数学が行われる。
大学入試センター試験の後継として導入され、今回が3回目。全国の679会場では感染対策を徹底し、昨年の問題流出を受けて不正防止策も強化された。例年、受験者が最も多い外国語は、出願者51万2581人の90・7%に当たる46万5043人が受けた。
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