フィギュアスケートのロシア選手権で演技をするカミラ・ワリエワ=2022年12月、クラスノヤルスク(タス=共同)

 【ジュネーブ共同】昨年2月の北京冬季五輪でドーピング問題が発覚したフィギュアスケート女子のカミラ・ワリエワ(16)=ロシア=を巡って世界反ドーピング機関(WADA)は13日、調査を行ったロシア反ドーピング機関(RUSADA)が当時15歳のワリエワについて資格停止処分を科さない判断をしたと発表した。

 RUSADAはワリエワは違反を犯したものの「過失はない」とし、禁止薬物「トリメタジジン」の陽性反応が出た2021年12月25日のロシア選手権の結果のみ失格とすることを決めたという。

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